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ポインティングデバイスも搭載、扇のような形状の片手用BluetoothキーボードがIndiegogoに登場

 片手だけで入力できることを謳い文句にしたユニークなBluetoothキーボードが、Indiegogoに登場した。「TIPY」と名付けられたこの製品、扇のような形状をしており、付け根に相当する位置に手を載せ、同心円状に配置されたキーすべてを片手だけで扱えるという仕組み。いわゆるQWERTY配列ではないが、発案者によると、慣れればそれよりもずっと簡単に入力できるとのこと。左手用と右手用が用意されているが、これは2台セットというわけではなく、どちらの手でも使えるよう、ユーザーに合わせて鏡写しのキーレイアウトをラインアップしているようだ。ポインティングデバイスも搭載したこの製品、目標の6万ユーロに対してまだ1%にも達していないのは、まだコンセプト段階であり、プロトタイプすら完成していないという事情が大きい模様。実際に動作するサンプルが存在していれば確実に反響があるはずで、今後の展開に期待したいところだ。