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Apple Newton、Google Glass……失敗プロダクトが一堂に会する博物館が今夏オープン

 鳴り物入りで登場したものの市場に受け入れられず、あっという間に姿を消したガジェットは少なくない。そんな失敗プロダクトを集めた博物館が、今年6月にスウェーデンにオープンすると報じられ、マニアから注目を集めている。オーナーが長年に渡って収集してきた製品が一堂に会するこの博物館、なんでも「スマホ関連だけで1つの博物館ができてしまうほどのボリュームがあった」そうなのだが、実際に展示されるプロダクトはさまざまなジャンルを網羅した60以上の製品となっており、博物館のサイトによるとAppleのNewton、Google Glassのほか、コダックのデジタルカメラやソニーのベータマックスのように一定のシェアを獲得しながらも最終的にライバルに敗れ去った製品も含まれている。市場から姿を消した製品ほど、人々の記憶には長く残り続けるものであることも少なくなく、純粋に失敗事例から何かを学び取るだけでなく、ガジェットの博物館としても価値は高そうだ。巡回展は無理でも、オンラインで製品のラインアップが見られるようになることを期待したいところだ。