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紙書籍の新刊をゲラの段階で読める販促サイトが正式にサービスイン、会員を募集中

 紙書籍の新刊をゲラの段階でいち早く公開し、口コミによる宣伝につなげることを目的とした販促サイトが正式オープンした。現在、会員を募集中だ。

 このサイト「NetGalley」は、紙書籍の新刊をゲラ、つまり試し刷りの段階でいち早く公開し、書店員や図書館員、メディア関係者やブロガーに読んでもらい、口コミによる販促につなげようという仕組み。すでにサービスインしている北米では300以上の出版社が販促に利用しており、日本では出版デジタル機構の運営のもと、出版社17社から作品の提供を受けることが決定している。ベータテストの段階では主に書店員を対象としていたが、正式オープン以降は一般ユーザーも参加でき、興味のある作品についてはリクエストも行えるとのこと。本好きのユーザーにとっては注目と言えそうだ。