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キーワードを指定すると人工知能が執筆するAIライティングツールが日本語対応、その実力は?

 人工知能がコンテンツを自動執筆してくれるAIライティングツールが日本語に対応し、一部で注目を集めている。

 これは「Articoolo」と呼ばれるツールで、キーワードを指定することで、人工知能がコンテンツを自動執筆してくれるという、ニュース記事などの執筆者にとっては便利であると同時に脅威となるであろうツール。これまでは英語を中心とした欧米圏の言語にのみ対応していたが、日本語対応を望む声が多かったということで、このたび正式に日本語への対応を果たした。さすがに無料というわけではなく、月30本が29ドルからという価格体系なのだが、今回「Ledge.ai」がこのツールを試用した結果をレポートしている。現状ではサマリー生成など一部の機能が利用できないほか、SEO用にキーワードを埋め込んだ意味のない自動生成文、いわゆるワードサラダと共通する違和感もなくはなく、「記事として公開できるレベルではない」とする一方で、「叩き台としての機能は十分果たせている」と評価している。まだベータ版ではあるものの、日本語への対応を果たした意義は大きく、今後の動向には注目しておいたほうがよいかもしれない。