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「環八通り」や「靖国通り」など、東京の“通り名”をまとめたGoogle マイマップが便利と評判

 東京を訪れた人をなにかと混乱させるのが、「環八通り」や「靖国通り」など、主要な国道・都道に付けられた通称、いわゆる“通り名”。この通り名をコンパクトにまとめたGoogle マイマップが便利だと評判になっている。

 もともと通り名は1964年の東京オリンピック開催にあたり、通りに名前を付けて分かりやすくする目的で都の通称道路名設定事業によって決められた経緯があるが、GPSやナビが発達した現在ではかえって混乱を招く原因ともなっている。現在公開中の「東京通り名マップ」はこれら79の通りをGoogle マップ上にプロットしたもので、リストの中から通りをクリックすればそれらが地図上で強調されるほか、地図上の色線をクリックすることにより、該当する通り名を表示することもできる。かつて通り名について解説した同名の書籍があったが現在は入手不可能となっており、東京都建設局がホームページ上に掲載している一覧PDFはファイルサイズが異常に大きいことからオンラインでの参照が困難とあって、今回のGoogle マイマップ版は、東京を訪れる人はもちろん、東京に住んでいる人にとっても重宝しそうだ。