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仏壇の前で鳴らすだけ、独居老人の孤独死を防ぐ仏具型IoTデバイスが制作資金を募集中

  • tks24

2018年11月28日 06:00

　独居老人を見守るための仏具型IoTデバイスが、Makuakeでプロトタイプの制作資金の募集を行っている。

　「みまもりん」と名付けられたこのデバイスは、仏具の“おりん”の下に敷き、おりんを棒で叩いて音が鳴るとともに、家族のスマホに通知が送信される仕組み。ターゲットとされるのは独居老人で、毎日仏壇に向かいつつおりんを鳴らしていれば、遠方で暮らす家族に無事を知らせることができ、孤独死を防ぐのに役立つというわけだ。類似のソリューションに比べ、毎日意識せずに実行できるハードルの低さが売りのこのプロジェクト、実行者は京都市内で仏具の製造販売を手がけるメーカーで、今回集まった資金はプロトタイプの制作費用に充てられるとのこと。モニター権が付いたコースは3万円からとなっている。文字通り日本ならではのIoTデバイスで、ニーズは確実にあるとみられるだけに、今後の進捗を見守りたいところだ。