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女性にとって不快な「便座が上がったままの状態」を防ぐデバイス、出資募集も大苦戦中

 男性が用を足したあとによく見られる、洋式トイレの便座が上がったままの状態を検知し、自動的に下ろしてくれるデバイスがKickstarterで資金を募集している。

 「SmartNūdge」と名付けられたこの製品は、洋式トイレのフタの裏側に取り付け、便座が持ち上がったままの状態が一定時間続くと、アームがせり出して便座を下ろしてくれるというデバイス。これがあれば、男性が用を足したあと便座が上がったままの状態になっているのを防げるというわけだ。単三電池×4本で駆動することからボディはかなり大柄で、取り付けた状態でフタを閉めると便座との間に隙間ができてしまうほか、ゆっくり閉まるソフトクローズタイプの便座でないと突然バタンと閉じて驚きかねないなど、何かとツッコミどころの多いデバイスなのだが、そうしたせいもあってか出資は低調で、キャンペーン開始から1カ月を過ぎて達成率は4%と、なかなか絶望的な状況。さまざまな便座に取り付けられる汎用設計に加え、世界各国に発送が可能であるなどハードルの低さはお墨付きなのだが、出資〆切まで残り3週間、一発逆転があるのか注目だ。