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「サイトリニューアルの大半はCV・CVR改善に効果なし」衝撃的な調査結果が明らかに

 サイトリニューアルはCVやCVRの改善にほとんど効果がなく、あっても最大1.2倍程度にとどまるという調査結果が明らかになった。

 これはWACULが、同社のツール「AIアナリスト」を利用している約3万サイトから無作為に20件を抽出した調査で明らかになったもの。サイトリニューアルの前後でCV(コンバージョン)数とCVR(コンバージョン率)を計測したところ、CV・CVRのいずれかが上昇したサイトは3割なのに対し、いずれも上昇しなかったサイトは7割にも上ったほか、効果が得られてもCVRは最大1.2倍程度にとどまることが分かったという。また、サイトリニューアルをデザインなどの「表層的変更」と新規コンテンツ配置などの「構造的変更」に分類したとき、前者ではCV・CVR改善の効果はほとんど見られないことも、併せて明らかになっている。リニューアル前後の31日間に限定した比較である点には注意する必要があるが、CV・CVRの改善を目的にサイトリニューアルを考えている運営者にとっては、非常に参考になるデータだ。レポートの全文は、リンク先のWACUL TECHNOLOGY & MARKETING LABのサイトで読むことができる。