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「現実世界とゲームの暴力は異なる」YouTubeがゲーム内の暴力シーン規制を大幅緩和へ

  • tks24

2019年12月4日 06:00

　YouTubeがゲームの暴力シーンの規制を大幅に緩和することを発表した。「現実世界とゲーム内の架空の暴力は異なる」ことが理由としている。

　これは「すべてのゲーミングクリエイターへ」と題し、12月2日付でYouTubeの英語版ヘルプページで公開され、追って日本語版も公開されたもの。それによると、「現実世界の暴力と、映画、テレビ番組、ビデオゲームに登場する、脚本が用意された（略）暴力には違いがあります」とし、同社がこれまで運用してきた「暴力的で生々しいコンテンツに関するポリシー」を、今後はゲームにも適用するとしている。早い話、これまでゲーム内での暴力描写に厳しい年齢制限を設けていたのを大幅に緩和し、映画やテレビ番組と同等に扱うという内容だ。暴力的な表現のみを恣意的に強調している場合などは例外となるケースもあるようだが、厳しすぎると言われていたこれらの規制が、「ゲームは現実とは異なる」という理由で緩和されるのは、強まりつつある各種規制へと一石を投じる可能性はありそうだ。