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海賊版サイト対策の著作権法改正案、閣議決定に至るまでの知っておきたい経緯とは

 10日に閣議決定された、侵害コンテンツのダウンロードを違法とする著作権法改正案について、ここまでの複雑な経緯を漫画家の赤松健氏がTwitterでまとめている。

 今回の著作権法改正案は、海賊版サイト対策として1年以上前にも提出されながら、保護対象であるはずの漫画家から反対意見が出て見送られるという紆余曲折を経て、今回あらためて閣議決定が行われるに至った。今回の赤松健氏のツイートでは「これを与党から急に出てきた話だと思っている人も多いそうですので、これまでの経緯を簡単にまとめてみました」とし、文化庁が作成した当初の法案のどこに問題があったのか、それらを受けて今回の法案ではどのようなルールが盛り込まれているか、時系列で分かりやすくまとめられている。何かしらの抜け道があるのでは? 逆に規制のやりすぎで危険なのでは?と、改正案に疑いの眼差しを向けている人は、ぜひ下記ツイートから始まる赤松氏の説明に目を通してみてほしい。ちなみに法案は来年、2021年1月1日からの施行が見込まれている。