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HDD不正転売問題のブロードリンクが再発防止策を発表。データ消去作業の映像記録など

 HDD不正転売問題のブロードリンクが26日、作業内容の透明化を中心とした再発防止策を発表した。

 新しい再発防止策として導入されるのは、監視カメラの倍増など従来の対策の強化に加えて、ユーザーの事業所に出向いて敷地内でデータを消去するオンサイト消去サービス、データ消去作業の映像記録、データ消去作業のライブ配信など、作業内容をブラックボックス化せずに透明化するための対策がこれでもかと盛り込まれている。前回の不祥事のあと一部拠点を閉鎖するなどして事業を縮小した同社だが、このほかにも事件に関する経緯や現在までの取り組みをまとめたポータルサイトを開設するなど、汚名返上に躍起だ。ちなみに今回の発表では、盗難に遭った3904個のうち、回収に至ったのが、神奈川県庁・警視庁回収分を除いて現時点で29個にとどまっていることも、あわせて公表されている。