やじうまWatch

企業のエイプリルフール記事、今年は自粛ムードが濃厚。不謹慎として監視の動きも

 4月1日を前に、毎年行われる企業のエイプリルフールイベントについて、自粛のムードがネットで強まっている。

 Googleは、今年のエイプリルフール企画を自粛するよう社内に呼び掛けたメールが海外メディアにリークされ、今年の参加はないとの見方が有力。一方、Microsoftは2019年の時点で、エイプリルフールイベント禁止のお達しが社内に出回ったとされており、実際に2019年は参加が見送られていることからも、今年も不参加が濃厚だ。また、MashableはIT企業に向けて今年は新型コロナウイルスに関連してエイプリルフール記事を公開しないよう呼び掛けているほか、国内では株式会社Specteeがエイプリルフールに便乗した新型コロナウイルス関連のデマの監視を強化することを表明。SNSでも、今年は不謹慎とみなす意見が大勢を占めており、中には監視する動きもあるようだ。毎年恒例のイベントゆえ、ネットではすでに一部でまとめ予定地も作られているが、内容を問わず叩かれる可能性が高い中、各社とも自粛という方向性で落ち着きそうだ。