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「失うものが多い」米Microsoft、エイプリルフールへの参加自粛を社内に通達

 米Microsoftが、来週に迫ったエイプリルフールへの参加を見合わせるよう、社内に通達を出したことが明らかになった。

 これはThe Vergeが入手した社内メモによって明らかになったもので、マーケティング責任者であるChris Capossela氏の名で出されている。それによると、エイプリルフールに参加することで得られる効果は限定的なもので、それ以上に失うものが多いとして、社内の対外的なエイプリルフール企画の自粛を求めている。昨今はエイプリルフールの企画がきっかけで炎上するケースも増えており、そうした前例があること鑑みての措置のようだ。ちなみに同社が公開した過去のエイプリルフール企画としては、Windows Phone用のMS-DOSアプリなどがあるが、他社のように大きな事故が起こったこともなく、いわゆる予防措置に当たるとみられる。今回はエイプリルフール当日まで残り1週間というタイミングだけに他社への影響はなさそうだが、来年以降の各企業のエイプリルフール企画への影響は、十分に考えられそうだ。