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誰が負担するの? テレワーク時間帯の各家庭の電気使用量、94%も増えたことが判明
2020年6月10日 06:00
新型コロナウイルスの緊急事態宣言により、テレワーク時間帯の各家庭の電気使用量が約94%も増加したことが調査により明らかになった。
これはENECHANGE社が発表したもので、それによると緊急事態宣言の発出前後で電気使用量の変化を調べたところ、テレワーク時間帯である9時から18時までの平均電気使用量が94%増加していたというもの。これを東京電力の料金プランをもとに電気代に換算すると、月あたり平均3493円増加したことになり、各家庭にとって大きな負担になっていたことが分かる。また、電気代が上がった理由を同社サービスのメルマガ会員に尋ねたところ、「照明の点灯時間」がトップ、次いで「テレビの視聴時間」「家電の使用機会」「PCを使う時間」が挙げられるなど、在宅者の増加およびテレワークの実施を心当たりとして答えるユーザーが多かったようだ。テレワークの継続実施にあたり、これら電気代にまつわる補助や手当を求める声は、今後さらに強まりそうだ。
- テレワーク時間帯(朝9時~夜6時)の家庭の電気使用量は94%増、ステイホームで比較サイト経由の電力会社見直し件数は1.7倍に(ENECHANGE)
https://enechange.co.jp/news/press/survey-electricity-cost/