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Raspberry PiとPythonでつくる、熱中症の危険度をLINEに自動通知するIoT開発キット

 熱中症の危険度をLINEに自動通知する、Raspberry Piベースの熱中症警報IoT開発キットが登場した。

 これはスペクトラム・テクノロジー株式会社が発売したもので、Raspberry Piと温湿度センサー(BME280)をベースにした自作キット。Pythonで動作するこのキットは、温湿度を定期的に測定し、暑さ指数(WBGT)に基づいた熱中症警報をIFTTT経由でLINEに通知する仕組みで、「Linux、Python初心者でも、約半日の設定作業ですぐに利用可能」としている。また、モバイルバッテリーを組み合わせれば約1日動作することから、屋外でのイベントや現場などにも利用可能とのこと。ほかにAWSで利用するためのバージョンアップキットや、換気センサーや雷センサーも追加可能であるなど、拡張性も非常に高い。一から自作するにはハードルが高く、かといって市販品ではニーズを満たせないという人にとっては格好のキットとなっている。