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「このままでは年度末に経営破綻」銚子電鉄が薄切りにしたレールを発売も即売り切れ

 赤字経営が続く千葉県の銚子電鉄が、薄切りにしたレールの販売を開始したところ、初回の100個が完売して話題になっている。

 鉄道事業における赤字経営から「ぬれ煎餅」などの食品事業をアピールするなどネットでも過去たびたび話題になってきた銚子電鉄だが、今回のコロナ禍による経営への打撃は相当なようで、このままでは年度末にはおそらく経営破綻するだろうと社長自ら公表。YouTubeで銚子電鉄「激辛チャンネル」を開設してその窮状を訴えつつ、「売れるものは何でも売ってお金に変える」という方針のもと、オンラインショップでは新商品としてカットレールの販売を開始した。これは同社が使用していた40kgNレールを用いたグッズで、「鉄道コレクションにうってつけです。また、文鎮としてもご利用いただけます」としている。要するにただ薄切りにしただけのレールそのものなのだが、そのマニアックさがSNSで話題となり、初回分の100個が完売するなど、予想を超える反響となっている(その後、8月24日正午現在は、9月15日以降の発送分が販売中)。同じく文鎮として使える「線路の石」缶詰なども発売しているので、支援したいという人は、そちらもあわせてチェックしてみてほしい。