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何が起こった? 世界中のSpotifyからK-POPの人気楽曲が一夜にして大量削除

 SpotifyからK-POPの楽曲が3月1日をもって大量削除されるという事件があり、さまざまな憶測が飛び交っている。

 今回のSpotifyにおけるK-POP大量削除は、韓国の大手配信元であるKakaoMとの契約が更新されなかったことにより発生したもので、同社経由で配信されていた数千もの楽曲が一夜にして消滅し、ファンの間では悲しみの声が上がっている。両社はそれぞれ声明文の中で、グローバルライセンスの更新が行われなかったのは相手方の意思によるものとしており、どちらの言い分が正しいのかは今のところ不明なまま。ただしSpotifyは今年2月から韓国内でサービスを開始したばかりで、自社ストリーミングサービス「MelOn」を韓国向けに運営しているKakaoMが、自社の独占状態を守る目的で配信停止の強硬策に出たのではと推測する声もある。同社はApple Musicにも楽曲提供を行っておらず、ちなみに同社は日本でも有名な「カカオトーク」の提供元であるカカオの子会社にあたり、2020年末のチャート上位400曲のうち37.5%が同社経由でリリースされているなど、高いシェアを誇っている。