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ネットにアップした匿名写真から指紋を採取、身元特定と逮捕につながった事例が話題に

 ネットで公開した匿名の写真から指紋が採取され、麻薬密売人の身元特定と逮捕につながった事例を、CNNが報じている。

 これは麻薬密売に関わった男性が、匿名でネットに公開した指先の写真から指紋を解析され、本人と特定されたことで逮捕に結び付いたというもの。男性はチーズが大の好物で、幸運にも手に入れたレアなブルーチーズの写真をネットにアップしていたが、このときに指先がバッチリ写っており、このアカウントが本人のものと特定されて逮捕につながったのだとか。これらデータの送信には暗号化された端末とチャットアプリが用いられており、その線では特定は不可能だったが、不用意に指先の写真をアップしたのが致命傷になったというわけ。スマートフォンのカメラの高画素化の賜物といったところだが、犯罪か否かを問わず、こうした何気ない写真から本人が特定されるケースは、今後ますます増えていきそうだ。