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利用は厳禁だが…Windows 11導入時にTPM 2.0のチェックをスキップする方法が発見される

  • tks24

2021年6月30日 06:00

　Windows 11のインストール時に、必須とされるTPM 2.0のチェックをスキップする方法を、海外メディアが紹介している。

　Windows 11ではTPM 2.0が必須となっているが、OEM要件を満たしたPCは例外とされることが同社のハードウェア最小構成要件のドキュメント（Windows 11 Minimum Hardware Requirements）から明らかになっている。それゆえインストール時にTPM 2.0のチェックをバイパスする方法があるはずと先日から話題になっていたのだが、今回、「Windows Latest」がその手順を発見したとして掲載している。レジストリに直接手を加えるなど難易度の高さはもちろんライセンス的にもNGだが、CPUやメモリと違ってハードウェアの追加が難しいTPMが必須となると、Windows 11非対応のマシンが大量に生まれると予想されている。特に途上国ではそれらが顕著に発生する可能性があることから、それらを回避するためにWindows 11が自らこうした仕組みを用意しているというのは興味深い事実だ。なお、今後リリースされる製品版でこれらの手順が利用できるかは、当然ながら明らかになっていない。