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どういうこと? 世界最古のWikipediaの編集画面、競売にかけられることが判明
2021年12月7日 06:00
世界最古のWikipediaの編集画面が競売にかけられることが明らかになった。
競売と言ってもドメインごと売りに出すわけでは決してなく、「世界最古の」とあることからも分かるように、これは当時の編集画面をNFT(非代替性トークン)として販売する試み。2001年1月15日にアップロードされたこの画面、「Hello, World!」という有名なフレーズが大きくあしらわれており、今となっては実に控えめなテキスト中心のデザインだが、誰でも自由に編集が可能というWikipediaのコンセプトを体現した画面でもあり、Wikipediaらしさという点ではこれ以上ふさわしいページはないだろう。ちなみにオークションでは、発起人であるJimmy Wales氏が実際に作業に用いていたiMacも併せて出品されており、こちらもレアものとの評判だ。オークションは今月15日まで行われるが、成功の暁には古いウェブページが、続々とNFT化されてオークションにお目見えする可能性もありそうだ。
- Jimmy WALES (b. 1966), EditThisNFT(Christie’s)
https://onlineonly.christies.com/s/birth-wikipedia/jimmy-wales-b-1966-2001/141268 - The first Wikipedia edit to be sold as NFT(Christie's)
https://www.christies.com/features/First-Wikipedia-edit-to-be-sold-as-NFT-11983-1.aspx