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第三者が荷物に忍ばせたAirTagなどのトラッカーを検出するアプリ、各社から続々リリース

 AirTagをはじめとするトラッカーを検出するためのアプリが、提供元から続々とリリースされている。

 Appleは、身の回りにあるAirTagをAndroidデバイスを使って検出できるアプリとして、昨年12月に「Tracker Detect」をGoogle Playストアで公開していたが、今年2月末にリリースされたバージョンでは多言語対応を果たし、アプリ名も「トラッカー検出」へと改められた。また、Tileも、既存のTileアプリに「Scan and Secure」という機能を追加し、検出が行えるようにした。どちらも悪意のある第三者がこっそり荷物などに忍ばせたトラッカーを検出して、未然にトラブルを防止することを目的としており、製品の安全性を幅広くアピールする目的もあるとみられる。先行して試したユーザーの評価はいまひとつのようで、なにより自身が所有していないトラッカーの有無をチェックするためにわざわざアプリをインストールしなくてはいけない矛盾は解消できていないが、トラッカーとともにこうしたツールを提供することが不可欠となってきたことは歓迎すべきだろう。