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最新APIレベルに非対応のまま2年以上放置されたAndroidアプリ、ストアで非表示に

 Googleが4月6日、新しいAPIレベルに対応していないアプリをGoogle Playストアで表示させない新たな施策を発表した。

 これは2022年11月1日以降、最新のAndroidのメジャーアップデートから2年以内にAPIレベルをアップデートしないアプリは、アプリのターゲットAPIよりも上位バージョンを実行しているAndroidデバイスで表示されなくなるというもの。要するに2年の猶予期間を過ぎても放置されたままのアプリは、Google Playストアで表示されなくなるというわけだ。ユーザーからすると、数年にもわたって一切更新されていないアプリが検索にヒットしなくなることから、エクスペリエンスやセキュリティが向上するメリットがある。一方でユーザーが過去にダウンロードしたことのあるアプリについては、そのアプリが対応するAndroid OSのバージョンを搭載した端末であれば引き続き表示されるため、最新APIに非対応のそれらアプリをダウンロードしてしまう可能性は依然として残されている。Googleが同施策を発表したちょうどこの日、Googleが個人情報を収集している疑いのあるアプリ数十本をストアからBANしたことをWSJが報じており、同社がセキュリティの向上に注力していることがうかがい知れる。