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ロマンチック? 交際相手と出会う前にすれ違った回数を位置情報データから解析する試み

 交際相手と付き合い始める前にどこですれ違っていたかを位置情報データをもとに調べたユーザーの試みが海外で話題だ。

 これはスマホを通じて記録されるGoogleのロケーション履歴を使い、交際相手と付き合い始める前にどこですれ違っていたかを調べるというもの。実験を行ったユーザーは、大学で知り合って交際を始めたパートナーの同意を得て、Google マップに記録されているロケーション履歴のデータを取得。自身の持つ同様のデータと掛け合わせて、約3年間、キャンパスの中で約41回すれ違っていたことを解析したとのこと。難しかったのは「すれ違った」とみなすための距離および時間の定義で、Googleのデータで定義されている「111m」「11.1m」「1.11m」「0.111m」という4段階の精度のうち、11.1mでは芳しい結果が得られなかったため、最終的に111mを採用。また、すれ違いの時間は10分として、「お互いが10分以内の時間差で、111m以内の距離に存在していたら『すれ違った』とみなす」という設定により、3年間で41回のすれ違いがあったことが分かったという。出会った相手と過去にどこかですれ違っていないか興味を抱くことは多々あるが、それらがデータで求められる時代になったのは驚きと言えそうだ。