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低解像度や手ブレ、画面の暗さ…戦争ゲームと実写映像の判別方法を、海外ゲーム会社が伝授

 海外のゲーム会社が、戦争ゲームの映像と実写映像の判別のテクニックを、自社ブログおよびYouTubeで公開している。

 これはチェコのゲーム会社Bohemia Interactiveが公開したもの。同社の戦争シミュレータゲーム「Arma 3」はそのリアルすぎる描写ゆえ、実際の戦闘映像としてフェイクニュースで流通することが多々あり、政府機関やメディアですら誤って報じてしまうケースがあることから、今回、それらの判別方法を公開するに至ったとしている。識別するための具体的なポイントとしては、解像度の低さ、手ブレ、無音、画面の暗さなどが挙げられており、これらはいずれもフェイクであることを隠すためであると断じている。また、同ゲームでは車両の動きはリアルにシミュレートできるが、人物、さらに爆発や煙の描写はその水準に達していないとして、それらが含まれていない映像もフェイクの可能性が高いとしている。同社が公開しているYouTubeの動画では、同ゲームの映像をフェイクニュースらしく加工した動画との比較が紹介されており、その分かりやすさは一見の価値有りだ。