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ちょっとややこしい? Microsoft Teamsの無料版が廃止も、新たな「無料版」が代わって登場

 Microsoft Teamsの無料版が4月12日をもって廃止されることが明らかになった。

 これはMicrosoftがウェブサイト上で告知しているもので、現行の無料Teamsアプリ「Microsoft Teams 無料版」は4月12日をもって廃止され、以降は利用が不可能になる。もっとも、少々ややこしいのは、今回の廃止はあくまで新バージョンへの移行であって、代わって新しい無料版が登場すること。現行のバージョンは「クラシック」と表現されるようになり、新しい無料版とは明確に区別されるかたちになる。新しい無料版では、クラシックにあった無制限のチャット、ファイル共有、データの暗号化などの機能は省かれるなど、全体的に機能が削減されるほか、クラシックで保存済みのファイルの移行機能は用意されず、手動での転送が必要となる。そのため、同社ではそれらの制限がない有料版「Microsoft Teams Essentials」へのアップグレードを推奨している。コロナ禍で大きく伸びたチーム向けコラボツールであるTeamsも、1つの転換点を迎えたといえそうだ。これらの詳細はリンク先ページの下段にある「よく寄せられる質問」に詳しい。