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スマホのマイクで家庭内の会話を収集し、広告を表示すると豪語した企業がページを削除

 スマホなどに搭載されたマイクで家庭内の会話を拾い、それに基づいて広告を表示できるプランを売り込んでいた海外企業が、ページを削除していたことが明らかになった。

 これは米コックス・メディア・グループ(CMG)が自社ブログで売り込んでいたもので、同社の「Active Listening」なるサービスを用いれば、顧客のスマホやスマートテレビに内蔵されたマイクを用い、家庭内の会話をリアルタイムで収集し、AIを用いて分析。それによって顧客に適したターゲティング広告を表示することが可能という。同社のマーケティング資料によると、これらは将来的な予告ではなく「本日から利用が可能」とされており、実際に料金を提示した例もあったとされている。同社は新しいアプリのダウンロードまたはアップデートの際に表示される利用規約に同サービスについての許諾が含まれていることから、これらは合法であると主張していたが、その後誤解を招く表現があったとしてエントリごと削除されている。ちなみにこれらはInternet Archiveにしっかりと保存されており、現在も閲覧することが可能だ。