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Twilog、X(旧Twitter)のAPI制限回避のため自動更新を停止。今後は有料版のみの機能へ

 X(旧Twitter)のポストをブログ形式で保存するサービス「Twilog(ツイログ)」が、これまでデフォルトで対応していた自動更新を停止したことが明らかになった。

 トゥギャッター株式会社の傘下となって2023年5月に再スタートを切ったTwilogだが、X社と契約しているエンタープライズAPIの取得数制限(5000万件/月)があるため、このままTwilogの全ユーザーの自動更新およびポストの無制限取得を継続することは難しいと判断。サービス停止を回避するため、自動更新の停止に踏み切ったことを発表した。5月1日に新たに導入される有料プランでは、この自動更新機能は暫定的に維持するとしているため、機能自体が廃止されたわけではないが、API制限を横目に見ながら綱渡りでサービスを継続しているようだ。なお、有料プランでは自動更新に加えてポストの無制限取得も復活、さらにユーザーページの広告非表示にも対応するほか、いいねやブックマークの取り込みと全文検索、X社提供のアーカイブからのインポートなども実装予定としている。一方、5月1日以降も引き続き無料での利用は可能だが、手動での更新が必要になるほか、ポストの取得数に制限を設ける予定だという。