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ロードマップに影響は? Appleに26年間在籍した「Vision Pro」の開発責任者が退職へ

 「Vision Pro」開発責任者のDan Riccio氏がAppleを退職することを海外メディアが報じている。

 同氏はAppleにこれまで26年にわたって在籍している古参メンバーで、かつてのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長という立場から、2021年にVision Proを扱う新プロジェクトを統括する立場へと移っていた。今回の同氏の退職については「Bloomberg」が報じている。責任者が退職したからといって、イコールそのプロダクトが失敗だったということにはならないだろうが、ロードマップに少なからず影響が生じることも考えられる。ちなみにアナリストによると、Vision Proは売上の苦戦により販売計画が下方修正されたとされているほか、2025年に予定されていた廉価版モデルの計画が一時棚上げになったことが業界内では伝わっているという。