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ファイル共有ツール「Quick Share for Windows」のARM版が登場。iOS/macOS版も間近?

 ファイル共有ツール「Quick Share for Windows」のARM版が登場した。

 Googleが提供するQuick Share(クイックシェア)は、かつては「ニアバイシェア」と呼ばれていたツールで、もともとはAndroidデバイス間でファイルを転送できる機能として提供されていた。“Android版のAirDrop”という表現が分かりやすいだろう。現在はWindows版アプリも用意されており、Android同士はもちろんのこと、AndroidとWindowsでファイルの送受信が可能になっている。ただし、これまではx64版のみで、ARM版のWindowsには対応していなかったが、海外メディア「9to5Google」が11月11日付で報じたところによると、同アプリのサイトで従来は「ARMデバイスでは利用できない」とされていた記述が「Windows 11以降を搭載したARMベースのデバイスで新たに利用可能」へと差し替わっていることを発見。実際にその日のうちにダウンロードしてARM搭載PCにインストールできることが確認されたという。

 なお、このQuick Share、iOSおよびmacOS向けにも開発中であるとの噂が今月に入ってから流れており、こちらも近いうちに何らかの動きがあるかもしれない。