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折りたたみ式スマートフォン市場の伸びが停滞、2025年はマイナス成長との予測

 折りたたみ式スマートフォン市場の成長が早くも減速しており、2025年にはマイナス成長が見込まれるとの調査結果が出た。

 これはCounterpoint Researchが行った調査によるもので、2024年における世界の折りたたみ式スマートフォン市場は年2.9%の成長にとどまったという。同市場の主なメーカーはサムスン、ファーウェイ、モトローラなどで、多くは2023年~2024年で2桁~3桁%の成長を示しているが、OPPOが72%のマイナス成長、サムスンが33%のマイナス成長となったのが影響しているようだ。折りたたみ式スマートフォンを手掛けていないAppleを除く上位6社はいずれも成長を遂げていることから、メーカーによるバラつきが大きかったことが分かる。今回の調査報告書では、2025年には1桁のマイナス成長が見込まれるとしているが、一方で2026年にはAppleの同市場への参入や、クラムシェルタイプの大量投入により、大きな好転が起こると予測している。