アマゾンの自費出版サービスで単行本を売るプロ漫画家、じわじわと増加中

　アマゾンのKindleの自費出版サービス「KDP」といえば、海外では多くのベストセラー作家を生み出したことで知られている。日本ではまだスタートしたばかりだが、いまのところ小説などの文学作品よりも、絶版になったコミックや、単行本化されていない過去作品を漫画家自身が出版する動きのほうが目立っている。こうしたKDPに取り組む漫画家の一人である鈴木みそ氏が、ブログ上でKDPを始めたプロ漫画家を順次紹介している。さながらリンク集といった体裁だが、まだ駆け出しといった作家から2ケタを超える作品をKindle上で販売している作家まで、すでにかなりの数の漫画家がKDPに取り組んでいることが分かる。絶版漫画のマネタイズとして有名なJコミに次ぐ動きとして定着していくか注目したい。

◇KDPを始めたプロ漫画家アーカイブ（CHINGE）
http://www.misokichi.com/chinge/kdp/