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「Google Earth」のMac OS X用ベータ版が登場、Windows用は正式版に |
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Googleは2004年10月に衛星地図ソフトベンチャーの米Keyholeを買収し、同社が販売していたWindows用衛星地図ソフトを引き継いだ。その後、Keyholeのソフトを改良した上で「Google Earth」と名称を変更。2005年6月、基本機能だけを有する「Google Earth」を無料で、より高度な機能を利用できる「Google Earth Plus」と「Google Earth Pro」を有料で提供開始した。これまではベータ版として配布を続けていたが、最近になって正式版のリリースが噂されていた。 一方、Macユーザーには高度なグラフィックや教育に関心があるユーザーも多く、Mac版の提供がいつになるのか期待が高まっていた。最近になってGoogle EarthのMac版のスクリーンショットがインターネットに流出し、発表間近との噂が流れていた。 今回新たに発表された「Google Earth for Mac」ベータ版は、Mac OS X 10.4以上に対応。Google EarthのWindows版と同機能・データを提供しており、無料で利用できる。ただし、Windows版で有料提供されているGoogle Earth PlusとGoogle Earth Proは今のところ提供していない。 Google Earth for Macの最低利用環境はCPUが500MHz、メモリが256MB、400MBのHDDスペース、回線速度が128kbps、16MBのビデオメモリを搭載した3Dビデオカード、解像度1,024×768および16bit High Colorのディスプレイとなっている。より快適に動作させるための推奨環境はCPUが1.5GHz以上、メモリが512MB、HDDが2GB、回線速度が768kbps以上、ビデオメモリが32MB以上、ディスプレイが1,280×1,024の32bit True Color。 関連情報 ■URL Google Earth製品概要（英文） http://earth.google.com/index.html ダウンロードページ（英文） http://earth.google.com/downloads.html ニュースリリース（英文） http://www.google.com/press/annc/earth_mac.html Google公式ブログに掲載された告知文（英文） http://googleblog.blogspot.com/2006/01/google-earth-in-mac-world-pc-too.html ■関連記事 ・ 米Google、衛星3D地図ソフト「Google Earth」の提供開始（2005/06/29） ・ 「Google Earth」の衛星写真がアップデート、東京のデータも新しく（2005/12/05） ・ 米Googleが衛星地図ベンチャー米Keyholeを買収（2004/10/28）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
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