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マイクロソフト、Windows Vista CTP版用にセキュリティパッチを初公開


 マイクロソフトは13日、次期Windowsである「Windows Vista」のCommunity Technology Preview(CTP)版用セキュリティ修正プログラム(パッチ)を公開した。このパッチは、「Windowsメタファイルの脆弱性」に関するもの。CTP版用とはいえ、Windows Vista用では初めてのパッチ提供となる。

 Windowsメタファイル(WMF)の脆弱性は2005年12月末に公表された脆弱性で、公表時点で攻撃コードも登場するなど危険性が指摘されていたため、2006年1月6日に「MS06-001」としてWindows XP/2000およびWindows Server 2003用に緊急パッチが公開されていた。

 今回公開されたWindows Vista CTP用パッチの詳細は明らかにされていないが、ダウンロードサイトに記載された技術情報「KB912919」は、以前公開されたMS06-001の解説ページであることから、Windows Vista以外のWindows OS用に提供されたパッチと同等のものと思われる。なお、Windows Vista CTP版は「Windows Vista Technical Beta Program」のテスター向けに配布しているもので、マイクロソフトでは2005年12月に第3回CTP版をリリースしている。


関連情報

URL
  ダウンロードサイト
  http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=228f2cdc-7148-4002-86bb-e4ade080ea86

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( 鷹木 創 )
2006/01/16 14:00

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