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Twitter、APIプラットフォーム統合へ、ロードマップを公開

 Twitterは6日、開発者のアプリ、製品、事業開発の支援に向けてTwitter API Platformを統合すると発表した。

 REST APIとストリーミングAPIを、Gnipの提供するAPI製品と組み合わせてアクセスできる開発者向けのサービスを2017年後半より提供する。各種APIをTwitter API Platformへ統合することで、これまで煩雑になりがちだった異なるアクセス方法がシンプルになる。

 具体的には、1つのAPIで、1)Firehoseからのデータのフィルタリング、2)Twitterのアーカイブ検索、3)1つのアカウントに紐づくリアルタイムの活動情報(ツイート、DM、いいね、フォロー)を入手できる。また、APIには、無料アクセス、セルフサーブの有料アクセス、エンタープライズレベルのアクセスなど開発者の条件に合わせた段階的なアクセスができる。

 あわせて、2018年初頭までの提供スケジュールをまとめたロードマップも公開。最新の製品・機能に関する「Recently Hatched」や、現在開発中の製品に関する「Incubating」、アイデアなどをまとめた「Nesting」に分類している。

 例えば、ユーザー自身あるいは運用を受託しているアカウントに関するアクティビティにリアルタイムでアクセスできるAccount Activity APIや、開発者が新しいDMの機能を開発できるDirect Message APIエンドポイントのセットの提供予定などに関して書かれている。