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フォントワークス、大日本印刷の「秀英体」17書体を年間定額制サービスで提供へ

 フォントワークス株式会社は10日、大日本印刷株式会社(DNP)と「秀英体」のライセンス提供に合意し、機器などへの組み込みフォントとして販売を開始すると発表した。また、フォントワークスの年間定額制フォントサービス「LETS」で秀英体17書体を7月より提供する。

 秀英体は、DNPが明治時代から開発を続けているオリジナル書体。活版印刷からDTP、電子書籍など幅広い用途に使われているという。

 LETSで提供する書体は、以下の通り。

秀英明朝L(細)
秀英明朝M(中太)
秀英明朝B(太)
秀英初号明朝
秀英横太明朝M(中太)
秀英横太明朝B(太)
秀英アンチック
秀英四号かな
秀英四号太かな
秀英角ゴシック金L(細)
秀英角ゴシック金M(中太)
秀英角ゴシック金B(太)
秀英角ゴシック銀L(細)
秀英角ゴシック銀M(中太)
秀英角ゴシック銀B(太)
秀英丸ゴシックL(細)
秀英丸ゴシックB(太)

 LETSでは現在、日本語フォント474書体や欧文フォント5723書体などをラインアップ。利用料金(税別)は、入会金が1事業所につき3万円、年会費が「1年コース」でPC 1台につき3万6000円、「3年コース」でPC 1台につき2万4000円(3年間で7万2000円)。

 なお、LETSで提供するフォントは印刷物や電子書籍などでの商用利用を可能としているが、表示機器へのフルセットフォントの組み込みなどは許諾外。