マイクロソフト、Windows 8やOutlook.comで「絵文字」に対応


 マイクロソフトディベロップメント株式会社は、Windows 8やメールサービスの「Outlook.com」で絵文字の利用が可能になったことを公表した。

Outlook.comでの絵文字表示例

 Windows 8には、Unicode 6.0で採用された国際標準の絵文字フォントが搭載され、ソフトウェアキーボードから直接入力することが可能となった。また、Windows 8のメールおよびメッセージングアプリでは、絵文字を含むメッセージの送受信に対応した。

 7月31日にプレビュー版を公開した新メールサービス「Outlook.com」では、Unicode標準絵文字に対応したWindows 8、iPad(iOS 5.0以降)、Mac(OS X Lion以降)の各プラットフォームから送信されたメールの絵文字表示に対応した。

 また、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各携帯電話から送信されたメールについても、Outllok.comでの絵文字表示に対応。スマートフォンのメールアプリでOutlook.comやHotmailを利用の場合にも、絵文字が正しく表示されるようになる。日本のユーザーが利用しているHotmailの既存ドメイン名(hotmail.co.jpなど)では既に絵文字の受信に対応済みで、Outlook.comの新しいドメイン名についても今後対応する予定。

 今回のアップデートは、日本のWindows Live開発チームが中心となって設計・開発した新機能で、今後も絵文字対応への取り組みを含め、日本のユーザーの環境や要望を視野に入れて製品・サービスの機能強化を続けていくとしている。


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(三柳 英樹)

2012/8/20 17:34