eBookJapan、手頃なオリジナル7インチAndroidタブレットを12月発売
コミックを中心とした電子書籍サービスを提供する株式会社イーブックイニシアティブジャパン(eBookJapan)は、7インチのAndroidタブレット端末を12月中旬に発売すると発表した。価格は未定だが、「電子書籍を身近なものにできるよう、手頃な価格を設定する」という。
eBookJapanが発売予定の7インチAndroidタブレット端末 |
eBookJapanは2000年に創業した、日本の電子書籍業界の老舗企業の1つ。現在提供しているタイトルは約6万5000冊で、このうちコミックが約5万6000冊を占める。これは、世界最大級のコミック保有数だという。
オリジナルのタブレット端末は、カラー原稿を表示できるようにカラー液晶を採用。紙のコミックの大きさに近い7インチ画面で電子書籍コミックを楽しめると説明している。
eBookJapanでは、電子書籍を身近なものにするには豊富な品揃えなどに加えて手頃な端末が必要だと考え、パナソニックの「ΣBook」以来、手頃な端末を追い求めてきたのだという。
参考:パナソニック(当時は松下電器産業)が2003年に発表した電子書籍リーダー端末「ΣBook」(本誌2003年4月22日付記事より) |
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(永沢 茂)
2012/10/31 15:00
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