「Mac OS X 10.6.8」公開、次期OS「Lion」へのアップグレードにも対応


 アップルは23日、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)の最新アップデートとなる「Mac OS X 10.6.8」を公開した。OSのソフトウェア・アップデート機能またはアップルのダウンロードサイトから入手できる。

 Mac OS X 10.6.8では、7月に公開が予定されている次期OS「Mac OS X Lion」へのアップグレードをMac App Storeから行えるようにする機能を追加。このほか、プレビューが突然終了する問題の解決や、IPv6のサポートの改善、VPNの信頼性向上、偽セキュリティソフト「MacDefender」の変種の削除などに対応した。

 セキュリティ修正も行われており、AirPortやApp Store、ImageIO、QuickTime、MySQL、openSSL、Sambaなどに関連する複数の脆弱性を修正している。

 また、サーバーOSの「Mac OS X Server 10.6.8」も公開されたほか、Mac OS X 10.5(Leopard)向けにも同様の脆弱性を修正する「セキュリティアップデート 2011-004」が公開された。


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(三柳 英樹)

2011/6/24 13:26