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2016年に最も読まれたニュースは「Windows 10 Anniversary Update」提供開始……ではなく、Vista/7のサポート期間延長について書かれた5年近くも昔の記事

 「INTERNET Watch」で今年1年間に掲載したニュース記事について、アクセス数(ページビュー)に基づく30位までのランキングを算出した。

 1位は8月3日付記事『大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」提供開始』、2位が5月23日付記事『Windows 10自動アップデートを抑止する公式ツールが提供開始、通知アイコンの非表示も可能』で、ともにWindows 10に関する記事。次いで3位に、TPPと著作権法にまつわる2月23日付記事『「VLC PlayerでDVDを見たら違法」となる恐れも、TPPに伴う著作権法改正で』が入った。

2016年 ランキング

 なお、このランキングはあくまでも、今年1年間に掲載したニュース記事(2016年1月4日付~12月28日付)を対象に集計したものだ。集計対象外の古い記事なのでランキングには含めていないが、文字通り“2016年に最も読まれたニュース”ということであれば、これらを上回るアクセス数をこの1年間で集めていたものがある。それは、『個人向けWindows Vistaのサポート期間が2017年まで延長、7は2020年まで』という2012年2月20日付の記事だ。

 ニュース記事はその性格上、掲載当初に多く読まれ、時間が経てばほとんど読まれなくなるのが通常だが、この記事は掲載から5年近く経った今でも、検索エンジン経由で日々、アクセスがある。最新バージョンのWindowsだけでなく、旧バージョンについても情報が求められていることがうかがえる(実際、そのWindows Vistaのサポート終了1年前となる4月11日のタイミングで掲載した今年の記事『Windows Vista、サポートが終了する2017年4月11日まで、あと1年』が、4位にラインクインしている)。

 来年2017年はいよいよ、そのWindows Vistaがサポート期間終了を迎える。これについてはもちろん「INTERNET Watch」でも伝えていくことになると思うので、引き続き2017年も「INTERNET Watch」をよろしくお願い申し上げます。