全日空は21日、機内インターネット接続サービスを成田-上海線で11月15日から開始すると発表した。機内の客席から有線および無線LANによるインターネット接続が可能となるサービスで、料金は定額制19.95ドルまたは従量制30分7.95ドル(以降1分0.25ドル)。
今回、全日空では成田-上海線にB777-300ER型機を導入し、米Boeingによるインターネット接続サービス「Connexion by Boeing」を利用したサービスを提供する。Connexion by Boeingは、航空機から通信衛星を経由してインターネットに接続するもので、成田-上海間での導入はアジアの航空会社では初となるという。
全日空では今後の予定として、2005年度中には衛星のカバー範囲が太平洋圏に拡大されるため、それ以降に欧米路線を中心に順次拡大していくとしている。また、接続サービスが利用できる航空機についても、2006年度までにB777-300ER型機を6機投入するほか、B747-400型機にもサービスの導入を予定しているという。
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ニュースリリース
http://www.ana.co.jp/pr/04-0709/04-116.html
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( 三柳英樹 )
2004/09/22 13:08
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