パナソニック ネットワークサービシズは5日、同社が運営するISP「hi-ho」の会員から携帯電話ユーザー(NTTドコモ、au、Tukaグループ、Vodafone)宛に送信されるメールについて、「Outbound Port25 Blocking」を適用すると発表した。20日より実施する。
Outbound Port 25 Blockingとは、hi-hoの用意したメールサーバーを経由せずに送信しようとするメール送信のトラフィック(SMTPが使用する25番ポート)を遮断するもの。迷惑メールの規制手法としていくつかのISPで導入している。
これまでhi-hoでは、学習型迷惑メールフィルターや、署名用電子証明書を利用したフィッシング対策など、迷惑メール規制を行なってきた。携帯電話ユーザー向け迷惑メールは、hi-hoのネットワークから送信されている迷惑メールの約3割を占めるという。
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■URL
ニュースリリース
http://home.hi-ho.ne.jp/news_release/2005/0905.html
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( 増田 覚 )
2005/09/05 12:15
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