パナソニック ネットワークサービシズは17日、同社が運営するISP「hi-ho」の迷惑メール対策の一環として、SPF(Sender Policy Framework)を利用した送信ドメイン認証を導入したと発表した。
SPFは、ドメイン名の所有者がメール送信に用いるメールサーバーをDNSに登録しておくことで、メールが正式なメールサーバーから送信されたものであるかを判別する仕組み。今回の導入では、hi-hoの送信メールサーバーの情報をDNSに記述することで、他の企業やISPなどがhi-hoのドメイン名のメールを受け取った際に、そのメールがhi-hoから正しく送信されたものであるかを確認できるようにする。
hi-hoではこれまでも迷惑メール対策として、学習型迷惑メールフィルターの提供やOutbound Port 25 Blockingの導入などに取り組んでおり、今後もさらに迷惑メールに対応する手法を順次拡大していくとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://home.hi-ho.ne.jp/news_release/2006/0517.html
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( 三柳英樹 )
2006/05/17 13:03
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