高速道路の渋滞箇所や所要時間などが調べられる
「ACCESS交通情報」


知りたい高速道路の交通情報がすぐ見られる

 夏休みはそろそろ終わりだが、すぐに秋の行楽シーズンがやってくる。長距離ドライブの際はもちろん、郊外のアウトレットやレジャースポットへ向かう時も、気になるのが高速道路の渋滞状況だ。すばやく高速道路の状況を把握したいなら、渋滞情報や所要時間が把握できるアプリを活用してみよう。

アプリ名ACCESS交通情報(Ver.1.6.2)
こんなときに屋外でも手軽に高速道路の状況を把握したい
価格無料
販売Express Contentsbank Co., Ltd. (C)Express Contentsbank Co.,Ltd
URLhttp://itunes.apple.com/jp/app/id406767560

 「ACCESS交通情報」では、関東、東海、関西、東北、北信越、中国・四国、九州・沖縄の広域高速道路、ならびに、首都高速、名古屋高速、阪神高速といった都市高速道路に関する情報を提供している(現バージョンでは北海道は未対応)。

 エリアごとに高速道路地図が用意されており、通行止め、規制、渋滞、混雑、調整中、事故の情報が色分け表示されるので、視覚的に把握しやすいのが特徴だ。ラジオやカーナビでも交通情報は分かるが、知りたいエリアの情報にアクセスしやすいのも、アプリのメリットである。

 各エリアには[これまでの経過]と[区間所要時間]の2つのボタンがある。[これまでの経過]を選択すると、現在から最大360分前までの交通状況を、5、10、15、20、30、45、60、90、120、180、240、300、360分単位でさかのぼれる。時間はスライダーで操作できるので、道路状況の変化がアニメーションのように再現可能。渋滞の変化だけでなく、事故等を表す「X」マークの動向もチェックできる点も見逃せない。

 さらに[区間所要時間]では、特定のルート間の最新の所要時間が確認できるので、目的地まであとどれくらい、といった見通しを立てる参考になるだろう。

日本道路交通情報センター公認の「ACCESS交通情報」。詳細を見るには、知りたいエリアをタップする「関東エリア」をタップすると、その時間の交通情報が表示された。赤い部分が渋滞箇所。虫眼鏡のアイコンがある場合は、タップするとそのエリアにある都市高速道路が表示される。(地図全体が自由に拡大できるわけではない)右上のボタンをタップするとリロードする首都高速の例
「これまでの経過」で見た、17時35分から60分前の交通状態。スライダーで簡単にさかのぼれる「区間所要時間」では確認したい道路名をタップする東名高速道路の上り線における所要時間例

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2011/8/24 06:00


すずまり
プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。カメラを中心にガジェットを好む。趣味は写真と料理。
主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。ど。