テレワークグッズ・ミニレビュー
第170回
発売直後でもう半額だと!! Amazonプライム感謝祭で即ポチった最新Fire TV Stick 4Kと有線LAN化の意外な落とし穴
2026年10月16日 18:00
Amazon.co.jpでは10月19日まで「プライム感謝祭」を開催している。最近は毎月のようにセールが行われるAmazonだが、やはりプライム会員限定のセールということで、いつも以上に目玉製品が目白押しで、ついつい物欲が爆発してしまう。
そんな筆者が先行セール初日に即買いしたのがAmazonのFire TV Stick 4K(第3世代)だ。
発売されたばかりの新製品がなんといきなり50%オフ! これまで我が家で使っていたのは同じFire TV Stick 4Kの第1世代。気がつけば結構長く使っていて、最近はときどき調子が悪いこともある。それに先に発売された下位モデルのFire TV Stick HDは記事執筆時点で9980円まで値上がりしていて、待っていれば安くなるとも限らないのが最近の時流だ。だったらもう今買うしかないじゃん、という気持ちになった。ということで、短期間の利用であるがレビューをお届けしたい。
おどろきの小ささ! しかも電源アダプターいらず!! だがしかし……
まず届いた製品を見て驚いた。とにかく小さい。
手持ちの第1世代のFire TV Stick 4Kと比較すると、本体のサイズがほぼ半分!! 以前はHDMIポートの隣のポートと干渉したり、奥まったところでうまく入らなかったりすることもあったが、このサイズであればまず問題なさそうだ。
リモコンはサイズ感はほぼ変わらないが、形状として、以前の寸胴ではなく、先端が薄くなったので、手に持ったときに指掛かりが良く持ちやすくなった。そしてなにより、電池のフタが開けやすくなった。第1世代のリモコンのフタはめちゃくちゃ開けにくかったのだ。
そして多くの人にとってこれが一番のメリットかもしれないが、TVのUSB Type-Aからの給電が可能になった。従来であれば付属の電源アダプターを使って給電する必要があったが、それがTVのUSBポートからの給電で賄えるようになった。とかくケーブルがゴチャゴチャしがちなTVの裏側で、1本ケーブルが減らせるのはうれしいところだ。
そのため、第3世代には電源アダプターは付属せず、短いUSBケーブル(40cm)のみが付属する。ただしTVによってはUSBポートからの電力が足りない場合や、あるいは本体をつなぐHDMIポートと離れた場所にUSBポートがある場合もある。そうした場合は、別売の電源アダプターや長いUSBケーブルを別途購入する必要がある。
筆者の場合、もともと使っていた第1世代の電源アダプターがあるし、USBケーブルもいろいろあるので、そうなっても問題無いと思っていたが、HDMIポートのすぐ近くにUSBポートがあったし、電力的にも問題はなかった。
Fire TV Stick 4K(第3世代)を有線LANでつなぎたい!!
ただし、1つ問題(と言うほどでもないが)があって、給電ポートがUSB Type-Cになった(第1世代ではMicro-USBだった)。それのどこが問題かというと、これまで使っていたイーサネットアダプターがつながらないのだ。
イーサネットアダプターとは、Fire TV Stickを有線LAN化するためのもの。Fire TV Stick本体のUSBポートにつないで使うもので、アダプターにあるLANポートに有線LANを、USBポートに電源をつなぐことで、Fire TV Stick本体に電源を供給しつつ、有線LANでの接続が可能になる。我が家はTVを壁掛けにしているせいか、当時Wi-Fiの接続が安定しないことがあって、それ以来このイーサネットアダプターを使って有線LAN接続していた。
だが、このイーサネットアダプターは第1世代にあわせてMicro-USBになっているので、USB Type-Cになった第3世代には接続できないのだ。
とりあえずつないでみたらWi-Fiでも問題なく接続できたので、このままでもいいかなーとも思ったが、なにか調子が悪くなったときに、Wi-Fiという不安定要素を1つ削れるというのは、やっぱり安心だ。
そんなわけで調べたところ、新型のイーサネットアダプターを見つけることができた。こちらはUSB Type-Cになっているようだ。
ただし製品説明を読むとUSB-C接続を備えた“Fire TV Stick HDシリーズ”に対応という説明がある。だが筆者が買ったのはFire TV Stick 4Kだ。使えないのか?
いやいや使えるだろー、と思ったがFire TV Stick 4Kの説明書を見ても一切説明がない。うーむ、どうなんだろう。
そんなわけで人柱になることにした。使えても使えなくても記事としては有益な情報になるはずだ。
買ったのは「Fire TV Stickシリーズ用 直角USB-Cイーサネットアダプター」という製品だ。
で、結論から言うと、少なくとも我が家では問題無く使えた。おそらくだが、単にFire TV Stick 4Kが登場したばかりで情報の更新が間に合っていないだけなのだろう。ただし、記事執筆時点ではまだ公式に対応がうたわれていないので、真似される方はあくまで自己責任でお願いしたい。
しかも以前のイーサネットアダプターは10/100BASE-Tだったのが、1000BASE-Tにも対応になったようで、通信速度が300Mbpsを超えていた(以前は80Mbpsを超える程度だった)。また、以前はなかったWi-Fiをオフにする設定がある。オフにするメリットもあまり思いつかないが、Wi-Fi接続機器が多すぎる場合とか、あるいは消費電力の面でも少しぐらいは良い結果になるのかもしれない。
Wi-Fiのパスワードを入れなくてもつながるだと!! 簡単すぎるセットアップ
さて、これまでに使ったことがある人なら分かると思うが、AmazonのIoT機器のセットアップはとても簡単だ。Wi-Fiのパスワードさえ入れなくても自動でつながってくれる。
というのもAmazonではフラストレーションフリーセットアップという仕組みがあって、購入時に「デバイスをAmazonアカウントにリンクする(簡単セットアップ)」というのにチェックをしておく(デフォルトでチェックされている)と、初めて起動したときに、Amazonのアカウントに保存されているWi-Fiのパスワードなどを自動でひも付けられるようになっている。
おかげで電源を入れて、使う言語を選択するなどの簡単な操作だけで、自動でWi-Fiに接続されるし、起動すれば自分のアカウントにつながって、自分の趣向も反映されるし、途中まで見ていたアニメなどもそのまま続けて見ることができるというわけだ。
この、フラストレーションフリーセットアップがどういう仕組みかというと、初めてFire TV Stickの電源を入れた時に、Bluetoothなどで近くにあるEchoなどに接続。そのEchoを経由してインターネットに接続し、クラウドからアカウントに登録されたWi-Fi情報を落としてきてセットアップするとのこと。なのでEchoなどを持っていないとできないのかもしれない。
それと1つ、あくまで口コミから得た情報だが、最初にダウンロードするアプリを5つ選ぶように指示されるのだが、ここで5つ選んでしまうと後でうまく動かなくなるらしい。筆者は試してはいないが、アプリのダウンロード自体は後からでもできるので、とりあえず最初は何も選ばずに先に進むのが無難そうだ。
新しくなったFire TVのホーム画面
そんなわけで、セットアップはとても簡単で、すぐにこれまでと同様に見られるようになったのだが、インターフェースがだいぶ変わっていた。
これはFire TVの新しいホーム画面で、今年4月に発表されたもの。、Fire TV Stickの新製品から搭載され、現行の他の製品についても順次アップデートで対応されるとのことだ。
新ホーム画面の主な特徴は、画面左上にカテゴリータブを用意し、日本向けに「アニメ タブ」を新設した。さらにホームボタンの長押しで、動画再生中でも画面右側に画質や音質の調整ができるショートカットパネルを表示。視聴したまま設定変更ができるようになっている。そして動画以外の機能については、画面左側にナビゲーションメニューを用意して集約。他にもホーム画面に配置できるお気に入りアプリの数を最大20個まで増やすなど、従来と比べて最大30%速い操作感を実現しているという。
ただ、本音を言うと、使って間もない現時点では、新しいホーム画面ならではの良さよりも、使い慣れたインターフェースから変更されたことによる迷いの方が勝っている。が、まぁこれは慣れの問題だろう。
第1世代からのリモコンの進化がすごい!! でもちょっと残念な点も
リモコンの使い勝手はよくなった。まずはPrime Videoなどのアプリボタンが追加されていること。これは第2世代からあったので今さらだろうが、筆者の場合、Prime Video以外の配信サービスは契約していないので、電源ボタンの代わりにPrime Videoボタンを押せば、最初からPrime Videoに入ることができる。
アプリボタンは他にNETFLIX、YouTube、TVerが用意されているが、それ以外のアプリを多用したいなら、リモコンの星印のボタンがカスタムボタンになっていて、ここにアプリを登録することもできる。筆者の場合Amazon Musicも多用するので、それを登録。☆ボタンを押せばAmazon Musicが立ち上がる。カスタムボタンには、アプリ登録の他に、字幕の設定といったユーザー補助を設定することもできる。
☆ボタンの右にあるのはショートカットパネルボタン。これを押すと「ディスプレイ」「ディスプレイミラーリング」「スリープ」「ユーザー補助」といった設定が呼び出せる。ただしホームボタン長押しでも出るのであえて別のボタンにする必要はなかった気がする。
第1世代と比較すると他にもボタンの変更は多く、早送り・巻き戻しボタンがなくなり、番組表とチャンネルのアップ/ダウンボタンが追加された。
番組表ボタンはライブ番組のスケジュールが出る。そしてチャンネルのアップ/ダウンボタンについては、ホーム画面などでいろいろ使ってみてもなんの反応もなく、いつ使うのかよく分からなかった。
そんなわけで、リモコンの使い勝手としては良くなったと思えるが、ボタンが増えた割にはあまり有意義じゃない気がする。ショートカットパネルの内容も、ディスプレイのダイナミックレンジの設定など、ショートカットにするほど頻繁に使う? というものが多いし、そもそもホームボタン長押しで出るようにしたなら別のボタンいらないじゃん、とも思う。それよりTVの入力切替えで地上波にも切り替えられて、TVでもチャンネル操作が使えたら、このリモコンでとりあえずTVの地上波にも切り替えられて便利だったのに、という気はする。が、まぁ使わないボタンは使わないだけなので大きな問題はない。
実際の操作感については、もともとそんなに不満もなかったが、第3世代でもサクサクと動いてくれるし、設定画面の遷移などが少し速くなっている気がする。でも待たされるときは待たされるので、そこまで劇的に違うということはない。
まぁいろいろ書いたが、Prime VideoとAmazon Musicにワンボタンで行けるようになったことで快適性が大幅にアップした。それとホーム画面のアニメ タブもなかなか便利だ。契約していない配信サービスの作品も出てきてしまうので、見つけても見られないことはあるものの、ザッピングしていると「あー、コレ見忘れてた」みたいなアニメが見つけられる。複数の配信サービスを契約している人ならさらに有意義に使えるだろう。
加えて、リモコンの持ちやすさと、アプリボタンやカスタムボタンが増えたもうれしい。複数の配信サービスを使っている人ならホーム画面を活用すればいいし、筆者のようにPrime VideoとAmazon Musicに絞った使い方でも便利。そしてなにより発売直後で半額というこの価格!! ここまで安くなるのはしばらくないと思うので、そろそろ買い換えようと思っている人は、このプライム感謝祭期間中に購入するのがおすすめだ。
プライム感謝祭でチェックしたいテレワークグッズ
そしてプライム感謝祭では、ほかにもこれまで本連載で紹介したグッズがセール価格で販売中だ。
最近値上がり傾向にあったパナソニックのエネループ プロも久しぶりの安値となる2112円だし、記事で紹介してとても好評だったメイカーズのデジタル電動ドライバーも7104円。iPhoneをどこに置いたか忘れる度に役に立っているiPhoneを探せるSwitchBotのスマートトラッカーは2958円。
そしてプライム会員限定ではないのだが、このタイミングにセールになっているのが、デスクの上のUSB充電環境を劇的に改善できるAnker Nano Charging Station (7-in-1, 100W, 巻取り式 USB-Cケーブル)が7490円。ロジクールのトラックボールマウス MX ERGO S MXTB2dもかなり安くて、1万2980円はおそらく過去最安値だ。マウスで言えば、超小型のサンワダイレクト ミニマウス 400-MAWB216が3180円で、これはプライム会員限定価格だが、おそらく過去最安値。
これらのレビューは記事下にある関連記事を参照してほしいが、他にもかなり安くなっている製品があるので、欲しかったものがある人はこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。
INTERNET Watch編集部員やライター陣が、実際に使ってオススメできると思ったテレワークグッズをリレー形式で紹介していく「テレワークグッズ・ミニレビュー」。もし今テレワークに困りごとを抱えているなら、解決するグッズが見つかるかも!? バックナンバーもぜひお楽しみください。





































