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米グーグル持ち株会社アルファベット社のエリック・シュミット氏が会長を退任

 米グーグル社を傘下に持つアルファベット社はエリック・シュミット氏が2018年1月に会長を退任することを発表した。その後は取締役にとどまったまま、テクニカルアドバイザーになるということだ。

 エリック・シュミット氏はサン・マイクロシステムズ社でJavaやインターネットに関する戦略をリードしたことで広く知られるようになり、同社のCTOを務めた。その後、ノベル社のCEOを経て、2001年にグーグル社のCEOに就任した。ラリー・ペイジ氏やセルゲイ・ブリン氏という技術を専門とする若手の創業経営者と共にグーグルをここまで発展させてきた。

 世界的にも多大な影響力を持つ同社の経営体制が変更されることは、一時代の区切りとも捉えられるとともに、急激な変化はないとは思われるものの、新たな段階への移行が確実に進んでいくことになろう。

 なお、かつてインプレスが発行していたインターネットマガジンでは、インターネット黎明期にあたる1996年にサン・マイクロシステムズ社CTOであった同氏への個別インタビュー記事と、2006年当時は公の場に出ることの少なかった創業者ラリー・ペイジ氏が米国CESでスピーチを行った後、世界でもごく限られた報道関係者向けに行われたインタビュー記事とを掲載している。

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