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スマートスピーカーの進化はまだまだ続く
2018年6月29日 12:00
ひところの熱狂的ブームも去ったと感じている人も多いと思われるスマートスピーカーに、新しい進化が見られた。ひとつは画面とインカメラ付きのアマゾンエコーである「アマゾンエコースポット」である。すでにカラオケのスキルでは歌詞が表示されたり、レシピのスキルでは調理の様子が動画で表示されたりするようになっている。今後は、図鑑、ハウツウ書籍などをはじめとした画像を使ったコンテンツの登場も期待でき、さらに一歩進んだメディアプレイヤーとしての可能性を広げつつある。
そして、米国では大手ホテルチェーンのマリオットにアマゾンエコーが配置され、顧客がルームサービスなどの依頼するためのインターフェイスとして利用ができるとしている。かつて、ラスベガスのホテルでも導入が報じられたことがあるが、こうした用途での採用は今後も進むのだろうか。もちろん、そのようなことはないのだろうが、自分でインストールしていないデバイスだと、なんとなく音声で監視されているような気分になるのは、いまだ自分がこうしたイノベーションに慣れていないからか。
ニュースソース
- 「OK Google」連呼不要に。Googleアシスタントが『続けて会話』機能に対応[Engadget日本版]
- 画面が付いたスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」発売[ケータイWatch]
- 婦人画報、アマゾンのAIスピーカーに京都の音を配信[日本経済新聞]
- カラオケJOYSOUNDスキルが早くもEcho Spotに対応。待望の歌詞付きカラオケが可能に[Engadget日本版]
- 米アマゾン、マリオットのホテルにAIスピーカー導入へ[ロイター]
- セブンの弁当や総菜、「Google アシスタント」アプリで注文可能に 都内約2600店舗で[ITmedia]
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