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医療×IT=メディテックの最新動向

 さまざまな専門分野において、情報通信技術を積極的に応用しようという、いわゆるxTechに対する取り組みはますます活発になりつつある。その1つとして、とりわけ動きが速いのは医療(メディテック)である。ニュースソースにはこの2週間で目にとまったものをまとめた。

 とりわけ、画像診断における医師による見落としを防止するための画像認識技術、症例などを蓄積することによる医師の診断支援、ウェアラブルデバイスによる健康状態の計測などがあがっている。これ以外にも、最近では診療情報の共有や、ビッグデータとしての分析を進めようという試みもある。

 急速に進む国民の高齢化と医療従事者の不足という大きな課題を情報通信技術がどう解決できるのかということは多くの人の関心のあるところだ。今後は、技術の高度化のみならず、適切な運用方法の確立や法整備なども重要になるだろう。

ニュースソース

  • 昭和大学、人工知能で大腸ポリープやがんを自動検出可能に[大学ジャーナル
  • 「AI病院」10カ所に 産学官、医療費を抑制[日本経済新聞
  • DeepMindのAI、50件超の眼病を診断--医師に匹敵する94%の精度を達成[CNET Japan
  • ブイキューブ、Web会議システムで薬剤遠隔指導を支援[CNET Japan
  • “病理医不足”をAI画像診断サービスで改善、九大発メドメインが1億円を調達[TechCrunch日本版
  • AIは医師国家試験を突破できるか~医学部受験の専門家が考察[現代ビジネス
  • 医療クラウドで世界の注目を集めた日本の医師 IT、AIで大変革する医療、グーグルが狙う医療のプラットフォーム事業とは[JBPRESS
  • IBMの人工知能「Watson(ワトソン)」による医療診断システムは「実用に耐えうるものではない」という主張[Gigazine
  • アップルが健康センサー用新型チップを開発中?Apple Watchが進化するうわさ[Engadget日本版

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