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Googleアカウント、スマートフォンを探す機能を追加、iOSも探索可能に

 米Googleは1日、2015年6月から提供している「アカウント情報(My Account)」のページに「スマートフォンを探す」の機能を追加し、この機能をiOSでも利用可能にした。

 アカウント情報は、ユーザーがGoogleアカウントのプライバシーやセキュリティに関する設定を確認・変更できるもので、「ログインとセキュリティ」「個人情報とプライバシー設定」「アカウント設定」の3つから構成される。

 Android端末をウェブから探すことができる機能は、「Androidデバイスマネージャー」として2013年8月から提供されていたが、今回、ログインとセキュリティの項目に「スマートフォンを探す」が追加された。

 「スマートフォンを探す」の画面を表示すると、同じアカウントでサインインしている端末が一覧表示される。今回、「Googleアプリ」をインストールし、GoogleアカウントでログインしているiOS端末も一覧に表示されるようになった。

 端末を選ぶと、Googleアカウントでサインインしている端末の着信音を鳴らしたり、Googleアカウントからログアウトすることができる。Android端末では端末をロックしたり、端末内のデータを消去することもできるが、これらの機能はiOS端末では非対応となっている。

 なお、Androidデバイスマネージャーのウェブサイトは現在でも利用可能で、Android端末では「端末を探す」をクリックすると、Androidデバイスマネージャーが表示され、端末の現在位置をGoogleマップ上で確認できる。