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Microsoft、開発フレームワーク「.NET Core 1.0」「ASP.NET Core 1.0」「EF Core 1.0」を提供開始

 Microsoftは27日、オープンソースとして開発され、Windows/Mac OS X/LinuxやDockerで動作するクロスプラットフォームのソフトウェア開発用フレームワーク「.NET Core 1.0」「ASP.NET Core 1.0」「Entity Framework Core 1.0」のリリースを発表した。すでにGitHubからダウンロードできる。

 .NET Core 1.0は、従来の「.NET Framework」をベースにしたもの。コアランタイム、ライブラリからなる。あわせてリリースされた「Visual Studio 2015 Update 3」で利用可能。「C# for Visual Studio Code」を導入すれば、クロスプラットフォームに対応した「Visual Studio Code」で利用できる。

 ASP.NET Core 1.0は、従来の「ASP.NET」をもとにしたウェブ開発用のフレームワーク。.NET Core 1.0を導入して利用する。Microsoftでは両製品について、6月末までに提供するとアナウンスしていた。

 Entity Framework Core 1.0は、データベースを用いたアプリケーション開発用のデータアクセスフレームワーク。.NET Core 1.0やASP.NET Core 1.0などから利用でき、Microsoft SQL ServerやSQLite、Postgresなどをサポートする。