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UQが非モバイルWiMAX 2+ルーター、宅内工事不要で最大440Mbps

 UQコミュニケーションズ株式会社は、華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)が開発したWiMAX 2+対応の据え置き型無線LANルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」を2月中旬に発売する。

 Speed Wi-Fi HOME L01は、一般的には光ファイバーなどの有線網が使われる宅内のインターネット固定回線を、モバイル回線のWiMAX 2+で代用するための無線LANルーター。WAN側回線は、WiMAX 2+の4×4MIMOとキャリアアグリゲーション(CA)通信によりWiMAX 2+の2倍となる下り440Mbps、上りはCA通信と64QAMにより3倍となる30Mbpsの最大通信速度を実現している。4G LTEにも対応し、2GHz帯に加えて800MHz帯を用いるCA通信の対応エリアでは、最大225Mbpsの通信が可能。

 無線LANルーターとしては、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応。2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用が可能で、それぞれ20台ずつ、最大40台までの同時接続に対応する。NFC搭載スマートフォンでは、本体にかざすだけでSSIDやパスワードを入力せずにアクセスポイントに接続できるほか、QRコードでの接続、WPSにも対応する。また、ギガビット対応の有線LANポート×2も備える。

 筐体は円筒形で、本体サイズは約93×180mm(直径×高さ)、重量は約493g。就寝時などに利用できるLED消灯モードも搭載する。

 料金プラン(税別)は、WiMAX 2+接続時の容量制限がない「UQ Flatツープラスギガ放題」(月額4880円)、または1カ月の通信量上限が7GBとなる「UQ Flatツープラス」(月額4196円)を利用可能。いずれも加入から25カ月間は毎月500円を割り引く「おトク割」の対象。

 なお、4G LTE通信の利用には、1カ月の通信量上限が7GBに設定されているオプションの「ハイスピードプラスエリアモード」(月額1005円)への加入が必要。